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あわせたいろは そうさゆめいろ

大晴くんの誕生日に福福コンビについて語ってみた。

本日、10月16日は、関西ジャニーズJr.福本大晴くんのお誕生日!
おめでとうございます~パチパチっ
がむしゃらで、はちゃめちゃで、ガラガラ声で、ときどきぶちゃいくで、超絶かわいいイケメンなお顔と、世界イチのアイドルスマイルを武器にひたすらに一発ギャグで滑り倒し続ける、それが福本大晴くん!

そんな大晴くん、現在高校1年生!絶賛DKなう(2015年現在)

そんな大晴くんにはシンメがいます。
名前を福井宏志朗という相方がいます。
そんな福本・福井が組むシンメが、東の松松に勝手に対抗心とか仲間意識をオタクが燃やしている(?)福福コンビです。

1999‐01‐06生まれの宏志朗くん。
1999‐10‐16生まれの大晴くん。

なんとなく並んでいる数字が似ている、というか、同じ数字で誕生日が構成される、そんな小さいところからも愛おしさが溢れてくるのが福福コンビ。今日から来年の1月5日までの間、同い年になるふたりです。

いきなり断言すると、福福は天使です。
「福福」というその名前からして多幸感に溢れています。
ふたりが並べば幸せが100倍くらいに膨れ上がります。福福に狂信的なファンなんてゴロゴロ出てきます。福福が珍しくコンサートで絡んだりするとそれはもう私のTL(フォロー数28内14が福井/福本担)の流れが速いのなんの。そんなふうに(どんなふうに?)、みんなからのありとあらゆる期待を一身(二身?)に背負っている福福。ただふたりが絡めばいいだけじゃなくて、ふたりともパフォーマンスにはそれなりの定評があり、そんなふたりが左右対称の位置で踊っていると、ステージの上に一気に安定感が生まれるような気が私はしています。

こんなにもわくわくするシンメってそう簡単に巡り会えるものでもないと思います。

でも、そんな福福も、シンメとして、絶対ではありません。

宏志朗くんが背伸びをして先輩たちに混ざって踊ったり、ちょっと見ないうちに大晴くんがちびっこと一緒だったり、とにもかくにも油断をするとすぐにバラバラになってしまいます。

特に宏志朗くんは、同期や同世代の中ではお兄さんの立場で、すぐに他の弟的立場の子達との差別化を図りたがります。大人ぶったり大人ぶったりすぐ大人になりたがります。また、先輩や年上の人たちと一緒の時にはすごくメラメラとして、ニコニコ楽しそうにガツガツと踊りはじめます。宏志朗くんは向上心の塊なのです。大晴くんの隣よりも先輩の隣にいたい、ってそう言っているように。それはけして、大晴くんい問題があるとかではなくて。

でも、そんな宏志朗くんでも、隣が大晴くんであることはずっと意識しているようなんです。こんなエピソードがあります。

西畑「宏志朗は落ち着いている。前は福福コンビで可愛かったのに」

福井「それはね、大晴がガキなんで。そことのバランスをとらなあかんなと思ったら、僕が大人になるしかなかったんじゃない(笑)?」

(TVfan 2015年7月号)

わたしが知る限りで、初めて聞いた宏志朗くんによる「福福論」。福福というシンメトリーを作る上でバランスをとって大人になった、つまり、大晴くんを見ながら自分を変化させた、つくりあげていった、ということです。今の宏志朗くんには、ガキな大晴くんをカバーするための要素が含まれている。大晴くんがいたからこそある今の宏志朗くんのキャラクターがある。と、私には聞こえます。

ほら、なんだかとっても尊いでしょう?

そして、そんな宏志朗くんを相方を持つ大晴くんも大晴くんで、あるとき、とってもかわいいことを言ってくれました。

これまたとある雑誌で、「感謝」をテーマにコメントを残す企画がありました。
そのとき宏志朗くんはお母さんに、他のJr.5人も友人・親・ファンにそれぞれ感謝のメッセージを届けました。でも、大晴くんだけは、ちょっと違いました。

「福井くんへ。今までずっとシンメとしてやってくれて感謝です。わがままも広い心で受け止めてくれて感謝です。これからもコンビとしてよろしくお願いします!」

(POTATO 2015年6月号)

なんと大晴くんは、相方の宏志朗くんへのメッセージを残したのです。
この頃、時期が時期だったので、大晴くんの、「もしかしたら、福井くんのシンメじゃいられなくなるかも」という気持ちが出てきてしまったのかもしれません。

なんだこれ(頭抱)。

向上心の塊で鬼である宏志朗くんと、その隣のポジションから外れないようにと必死にそれに追いつこうとする大晴くん。ある意味でいたちごっこを繰り返しているようなふたり。

結果、ふたりは上しか見えないコンビになってしまいました。
わたしの語彙力が追いつかず、表現しきれないのですが、彼らは不器用に、前しか見ることができないような。動き出したら止まらない機関車のような。

同期で、身長が同じくらいで、同じユニットに入ったふたり。帰り道が一緒で、大晴くんが宏志朗くんを誘い、入所から2年目の夏に、先輩重岡くんの前で「あたりまえ体操」を披露したのが“福福”のはじまり(たぶん)。その後スタッフさんにも「福福コンビがお笑いやってる」という話が広まったのか、「福福、コントやるよ」と言われ、コンサートでコントを披露。以後、テレビ番組でも度々、関西Jr.を代表してコントをやらせてもらいました。

そんな福福、一時期は宏志朗くんが大晴くんのことをすごく慕っているようにも見えたのに、気がついたら定番化した宏志朗くんの大晴くんへの「塩対応」。ほかの子にはそんなことないから面白いんですけど。そしてそれと同時に加速するコチラの福福欲。そんなこっちの思いを汲んでか、そんなところで誰も福福を望んだわけじゃいのに気がつけば見事に仲よく事務所に干され未遂をされたりもしました。逆に、大切な仕事をふたりでもらったりもしました。

福福のふたりは、まず根が真面目です。そしてなにかと器用です。踊れて度胸があり、宏志朗くんの場合は歌えて、大晴くんはしゃべることにも慣れています。まるで相互補完。そしてお仕事をしっかりこなせるふたりです。今年の夏の舞台でも少ないセリフの中でフルに自分の魅力を観客に伝えられました。その点で非常に便利なふたりでもあります。だからこそ事務所からの扱いが曖昧になることがあります。本人たちの意志は決してブレないのに福福の位置は常にグラグラとしています。でも、ふたりは、二人にしかない強みを持っています。福福コンビがコンビであることは今の関西での最大の強みなのです。歴代の関西の先頭にたっていた人々をあげると、ヨコヒナにはじまりB.A.D.やかねこじ(初期KinKan)があります。贔屓目ではありますが、宏志朗くんが同世代のリーダー的な存在であるとJr.たちから言われていることも含めて、彼らに次ぐコンビはもしかしたら福福なのではないかと私は思っています。公式にコンビ名が出ているのもこの二人だけなので。ちょっと大きく出すぎたかもしれませんが、わたしはそれくらいに、福福に期待をしています。

福福はふたりとも個々にいい素材を持っています。そんなふたりが仕事上のコンビを組んでいるのです。今はただ、左右対称の位置で踊っているだけかもしれません。ここから、ふたりがお互いの魅力をいかに引き出しあえるかがこれからのキーになってくるような気がします。福福がこれからどんなものをこちらに見せてくれるか、わたしはすごく楽しみです。

 

以上、大晴くんの誕生日に福福コンビについて語ってみた、でした。